観光地価格ってあるの?石垣島の物価って高くない?
目次
10月の石垣島、今年は台風直撃ゼロ?
みなさんこんにちは!ブルーオーシャンリゾート石垣島、オーナー渡辺です。
今年のマリンシーズンは、いよいよ残すところあと1ヵ月となりました。当館のマリンレンタルサービスは11月3日(祝)文化の日で終了予定です。
子供たちに大人気だったわたなべ先生と一緒に遊ぶシュノーケリングやカヤックで行く秘境クリスタルビーチ探検もあと1ヵ月で終了です。
マリンシーズンと同時に終わるのが台風シーズンです。台風銀座とも呼ばれるほどに台風が多い石垣島。
信じられないことに今年は台風の直撃、未だにゼロです。
流石に一年を通じてゼロは無いでしょうから、10月は台風が来ちゃうのでしょうか??
例年通りであれば11月の台風は石垣島のはるか南で発生してそのまま西へ向かい、フィリピンを抜けて香港、ベトナム方面へ向かうのが一般的です。
これらの台風に流れ込む北風や中国、韓国などから吹く冬の北西からの季節風が石垣島にも少しずつ届き始めることにより、長かった夏がようやく終わりを迎えます。
石垣島の物価と販売店情報
みなさま、旅先でのスーパーマーケットのお買い物って結構楽しくないですか?
僕は大好きで、旅行に行けば必ずその地域のスーパーマーケットに観光に行き、その地域の海産物や野菜など見て楽しみます。ほとんどのお土産もスーパーで買っています。
石垣島には沖縄のスーパーチェーン「サンエー、かねひで」と全国区の「マックスバリュ」があります。
観光を兼ねてスーパーに行かれる方は前者の「サンエー」「かねひで」に行かれる方が多いと思います。どちらも石垣市民の食生活を支えてくれる貴重な存在です。
どのスーパーも市民生活を守る為に頑張ってくれているのですが、物価は残念ながら本州のスーパーと比べて高いと感じてしまいます。品揃えはいつも変わらず、モノによっては鮮度も微妙です。
理由は簡単でほとんどの商品を冷凍、冷蔵コンテナで本州から運んでいる事による輸送費と輸送時間による鮮度の劣化です。僕の大好物、庶民の味方代表各「もやし」でさえ1袋100円を超えます。
エネルギーコストも高いです。ガソリン、火力発電の燃料など食料品と同様にすべて輸送してきますので電気、ガスなどのライフラインのコストも非常に割高です。幸いなことに水源は豊かで水道料金は安価です。
では物価が高いなら所得は高いのか?といわれれば、残念ながら法定最低賃金は全国最低です。
平均的な所得も低く(他の要因もいろいろありますが、ここでは触れません)本州に比べると低所得、物価高が一般的な石垣島の生活事情です。
石垣島で生産されて島内で消費される。こういった商品は安いです。
代表的なものがこのブログでも紹介する旬の食材。春のもずくにはじまり、パイナップル、マンゴーなどの南国フルーツ。カツオ、マグロなどの近海で採れる魚。おくら、紅芋などの石垣島産のお野菜。
こういった石垣島産の食品は農協直営の「ゆらてぃく市場」に安価に並びます。
ゆらてぃく市場で安く旬の農作物を買ってから、不足したものをスーパーに買いに行く。それが我々の普段の買い物スタイルです。
観光地価格の代表は石垣牛?どこで買うのがお勧め?
観光で石垣島に来たら一度は食べたい石垣牛。
当館をご予約された方からの質問で多く寄せられるのが「BBQ用の石垣牛はどこで買うのがお勧めですか?」という質問。
石垣牛のほとんどは島内の観光客向けの焼肉屋さんで消費されます。石垣島内で生産されて島内で消費されるにも拘らず高価なのは観光地価格なのでしょうか?
とても高価で普段の市民生活向けでは無いため、サンエーに少しあるだけで他のスーパーではあまり見かけません。
では、どこで買えばいいのかというと、1店目は先に紹介した農協直売の「ゆらてぃく市場」。ゆらてぃく市場には観光客の方もたくさん来ます。ここなら石垣牛、もろみ豚などの石垣島産のお肉を取り扱ったコーナーがありますのでお野菜と一緒に購入できます。
2店目が、多くの焼肉屋さんに卸しているお肉屋問屋さんで小売りもしてくれる「金城冷凍食品」です。専用駐車場はありませんが、場所が市街地で付近に公共駐車場があり、ゆらてぃく市場からも近いです。
ゆらてぃく市場で欠品していたり、お肉の種類を選びたい、また少し割安に買いたいときはこちらもお勧めします。
また、ゆらてぃく市場の近くには「ヤエスイ」という漁師さん直営の魚屋さんがあり、水揚げがあった日にはマグロやカツオなど旬のお刺身が安価で購入できます。
カフェや飲食店の強気価格は観光地価格なのか?
海沿いの景色が良いカフェや石垣牛専門の有名焼肉屋さんなど観光客に人気の店の多くは価格設定が割高に感じます。
人気、有名などの理由だけで割高に価格設定されている店も確かに有ると思いますが、割高に設定せざるを得ない理由として、石垣島は繁忙期と閑散期のお客さんの数が極端に違うことがあります。
石垣島には冬の観光スポットがとても少ないです。この為、11月から2月は冬の閑散期。
観光客は激減し多くの店が休業、もしくは営業していても開店休業のような状態になります。反対に夏は多少のお値段は関係無いよ!と言わんばかりに多数の観光客が押し寄せます。
このようなお店は冬の期間の赤字を夏の利益で補い、一年を通じて何とか営業ができる状態を作ります。
もともとの材料などの輸送費で割高になっている原価に加えて、閑散期分の損失補填ができるだけの価格設定が、ひょっとして観光地価格でぼろもうけしてる?と思わせる割高な価格設定の正体だと思っています。
観光地だから値段は高くても良いんだよ!と話している店主に会ったことがありません。多くの方は、仕入れ価格が上がって大変。値上げはなるべくしたく無いんだと言っています。
来年2026年のご予約を受付中です
現在、公式サイトでは3泊以上限定で来年2026年の先行予約を受付してしています。
ありがたいことに、ゴールデンウィークやお盆休み中など一部日程では既に満室のご予約をいただき、またキャンセル待ちもいただいております。
近日中に一休やYahooトラベルなどの旅行サイトや1泊からのスタンダードプランの受付が始まります。
夏休みなどの人気期間中は早々に満室となることが予想されますので、ご希望の方はお早目の予約をお勧めしております。
また、この冬限定の特別プラン(30%〜50%割引)も販売中です。
お得な冬の石垣島をお楽しみください。
編集後記|釣りバトル勃発 わたなべ vs すーさん
僕と、スタッフのすーさん共通の趣味は釣り。僕のキャリアは40年以上。スタッフすーさんは石垣島に移住してからの始めた4年目。キャリア差は10倍の師弟関係。
先日、2人でかなり沖合までカヤックで釣りに行ったところ、目の前になぶら発生(なぶらとは大型の魚が水面で激しく小魚を捕食していることにより発生する水しぶき)僕はカヤックを操船し、すーさんにルアー投入と動かし方を指示すると一発で大きなカツオがヒット。
前の海でカツオが釣れたのは初めてで大興奮のすーさんでした。なぶらはすぐに消えたため、僕の釣果はぼうず(釣果なしをぼうずと呼びます)。
翌日も釣りへ。すーさんが初アカジンミーバイ(沖縄で最高の高級魚)44cmをゲット。僕はぼうず。
リベンジの3日目、すーさんはツチホゼリ(超レアで超美味しい)50cmをゲット、僕またもやぼうず。
連日美味しいお魚を夕食で満喫しましたが、僕はぼうずでかなりくやしい(笑
マリンシーズンのオフまであと1ヵ月。なんとか「流石は師匠!」と言わせたい。そんな釣りバトル中です。
(今回のトップ画像はすーさんが釣ったアカジンミーバイとシロブチハタ)
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【2025年9月|石垣島は、まだ夏のど真ん中です。】
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