月桃のつぼみと春さがし
先日、ヴィラ近くを歩いていたところ、道端でふわりと白い花を咲かせている月桃を見つけました。
月桃は沖縄で親しまれている植物で、薬草やお茶としても使われるほか、その香りでも人々を癒してくれる存在です。
また、月桃は捨てるところがなく、葉っぱや花はお茶やシロップに、茎は一枚ずつ皮をむきカゴなどの手仕事品に、精油を抽出した後の茎や葉っぱは乾燥するとフカフカで土にかぶせておけば天然の肥料&虫よけに、実と種はオレンジ色がきれいでプレゼント包装の飾りや可愛いインテリアに(ドライ後もくすんだ茶色が美しい)。
毎年、月桃の花が咲きはじめると「そろそろ夏が近づいてきたな」と感じます。
ヴィラの月桃は、いまちょうど「もうすぐ咲くよ〜」と言わんばかりに、つぼみをつけています。これから少しずつ花を開き、南国らしい甘い香りを届けてくれそうです。
敷地内で月桃茶を入れるときに綺麗な花が咲いていたら、ぜひお茶に混ぜてみてください。写真映えする月桃茶がお楽しみいただけます。
小さな蕾が少しずつふくらみ、花が咲く瞬間を待つこの時間も、石垣島ならではの楽しみのひとつ。
ご滞在の際には、ぜひ庭や近くのお散歩道で、季節の変化を探してみてくださいね。


淹れたての暖かい状態ならコーヒーサーバーに、冷えたら琉球ガラスに入れ替えても写真映えします。
過去に月桃かご作りにいそしんでいた様子はこちら↓