光と雨と、モフモフたちと。境目をめぐる1週間
こんにちは。ブルーオーシャンリゾート石垣島で、SNS更新、メール対応、ヤギのお世話から草刈り機での植栽メンテナンスまで、いろいろ担当している「すーさん」です。
ちなみに、「さん」は敬称ではなく名前の一部です。
海外のお客様と接する際にスーザンと響きが似ていることから、名前として親しまれるよう「すーさん(呼び捨て)」で名乗っています。
今週の石垣島は、まさに季節のはざま。しとしと雨と雷鳴の合間にのぞく陽ざし、アラマンダの黄色やミントの香り、そしてヤギたちの泥んこ仕事や小さな冒険。
人も動物も植物も、それぞれのかたちで夏の気配を感じながら過ごした一週間でした。
気候情報
- 日中気温|25℃~31℃
- 服装|半袖+日よけ対策(帽子やUVカット)
急な雨に備えた薄手のレインウェアがあると安心です。
雨をまとったアーチの記憶
週の始まりは、陽ざしとともに草刈り機を走らせていた午前中と、しとしとと空気が湿る午後との対比が印象的な日に。
管理棟のアーチに絡むアラマンダの黄色が、雨粒をまとって一段と鮮やかに揺れていました。
そこは当館の目印シーサーくんの小さな雨宿りの場所。
伸びきったアラマンダは雨除けに最適、と剪定を後回しにする口実を手に入れたのでした。
ヤギと見る夕焼け
梅雨の境目であるこの頃は晴れと雨を繰り返します。
天気の良い日の夕方には、ヤギ小屋のテラス席から見える夕陽がゆっくりと空を染めていきます。
ヤギたちが座っているあの場所、オーシャンビューにサンセット。本当にいいところに住んでるなぁと、つい言葉が漏れてしまうほど。
たまーに、私もお邪魔したりして。
そんなヤギたちとのひとときが、1日の終わりをそっとご褒美に変えてくれます。
雷鳴の中の沈黙
6月上旬といえば、梅雨明け間近。
この日もまるで梅雨のクライマックスのような激しい雨が続きました。
とつぜんの滝のような雨と雷。
さっきまで「外で遊ぶー!出してー!」と元気いっぱいだった除草隊のヤギたちも、雨の襲来とともに「今日はおうちで静かにしておきます」といった様子で出勤拒否(?)
小屋の中でじっとしていました。ヤギたちは、とても現金です。
白モフ現る!その正体は??
晴れ間がのぞいたある日のこと、管理棟のテラスで昼寝をしていると、ふと左手に気配を感じ目を開けると、白いモフモフの美人さんがすぐそこに。
あれ、あなたはヴィラ前で作業中だったはず……よく見ると首輪の金具が無残な姿に。
うちのヤギたちの偉いところは、ロープを切ろうと、首輪を破壊しようと、必ず敷地内に戻ってくること。
あわてて新しい首輪を買いに走ったのも、そんなちょっとした事件も日常でクスッと出来る、今ではちょっとした笑い話です。
ミントの首飾りと泥んこ仕事
この日は除草隊みんなで外仕事を頑張り、見事に泥だらけに。
ラヴィのしっとりボディにまとわりつくは蚊やハエ。
どうにも気になったので足元に生えていたミントを彼の首輪とツノの隙間に挿して即席の虫よけに。
これが効くなら、みんなの首輪にもつけよう。そして私もヤギ小屋で遊ぶときは身に着けよう。
そして晴れたらシャンプーしようと心に決めて、ヤギ小屋での夕暮れを楽しみました。
芽吹きと入れ替えのタイミング
オーナーが夏休み前に撒いていった種。
雨音に急かされるように、バタフライピーたちが一斉に芽を出し始めました。
どうやら夏本番に向けての準備を始めたようです。
今年は石垣焼ヴィラ側の成長がいまひとつなので、新たな苗の投入を検討中。
ハーブティーの時間が楽しみになるように、植え替え作業も頑張らねば。
お客様と夏をお出迎え
週の終わりには晴れ間が戻り、満室のお客様をお迎えするためスタッフ総出で準備をしました。
伸びきった庭の葉を前に、ヤギ除草隊も大忙し。
太陽ギラギラ、汗ダラダラ、日焼け対策をしたのに肌はヒリヒリ。
どうぞ皆様は日焼け対策をしっかりして、海遊び、プール遊びを満喫してくださいね。
雨の音に耳を澄ませ、陽ざしに目を細め、ヤギたちの気ままな姿にふっと笑う。
そんな何気ない瞬間の積み重ねが、今週も豊かな時間となってくれました。
また来週も、リゾートワーク日記を通して、島の日々をそっとお届けできたら嬉しいです。
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頑張って作成中!公開まで、もう少しお待ちください。