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リゾートワーク

2025年8月を振り返る|絶景の裏側にある「島の日常の豊かさ」

2025年8月を振り返る|絶景の裏側にある「島の日常の豊かさ」
クリスタルビーチにて川遊びする子供たちとオーナー

本格的な夏の始まり

みなさん、こんにちは!ブルーオーシャンリゾートの何でも担当・すーさん(SNS更新、メール返信、草刈り、ヤギの爪切りまでお任せあれ!)です。

長かった台風の影響によるどんより空もようやく終わり、石垣島に本格的な夏が戻ってきました!

海やプールが恋しい毎日、太陽が待ち遠しかったですね。

この8月は、「自然の芸術」と「子供たちの笑顔」が特に心に残る一ヶ月となりました。

島の空と海、そして個性豊かなヤギたちが織りなす夏の物語を、ぜひ覗いていってください。

気温の傾向

  • 平均気温:32.7℃
  • 最高気温:34℃(8月12日・18日)
  • 最低気温:30℃(8月13日)

気候の特徴メモ

  • 全体を通して「真夏日(30℃以上)」が継続。
  • 月後半まで安定して32〜33℃台を維持。
  • 体感としては湿度の高さもあり、猛暑というより「蒸し暑さ」中心の夏。
  • 台風11号の影響があった8月12日前後のみ風が強く、やや気温が下がり気味。それ以外は海風と強い日射が続き、「夏のピーク」らしい一ヶ月。

服装参考メモ

【散策・観光】
服装:半袖Tシャツ+通気性のよいショートパンツ or ワイドパンツ
ポイント:吸湿速乾素材がベスト。綿100%は汗で張り付きやすいので避けると快適。

【ビーチ・プール】
服装:水着+ラッシュガード+マリンシューズ
ポイント:強い日差し対策に長袖ラッシュガード・レギンス推奨。足の甲の日焼けにも注意。

【カフェ・屋内施設】
服装:軽めの羽織り or UVパーカー
ポイント:クーラーが強めの店が多いので、冷え対策を。

【アクティビティ(釣り・シュノーケル)】
服装:長袖ラッシュガード+マリンパンツ+マリンシューズ
ポイント:日焼け・サンゴ・岩場対策に◎

台風・雨天時(8月中旬の数日)

  • 撥水性のあるウインドブレーカーや軽いレインジャケットを携帯。
  • スニーカーよりも滑りにくいスポーツサンダルが実用的。
  • 雨後は地面が滑りやすいため、厚底サンダルやヒールはNG。

ワンポイントアドバイス

石垣島の8月は「常夏」ですが、海風と冷房の温度差が大きい“寒暖差疲れ”が起こりやすいです。
→ 脱ぎ着できる薄手の羽織りを1枚持っておくのが快適さのコツ。

島の空と海が紡ぐ、夏の景色

空の表情|写真には写らない格別の贅沢

8月の空は、まるで気まぐれな芸術家です。ある日は青空にぽっかりとシャチホコやタツノオトシゴのような面白い雲が浮かんだり。

その下には、雨がカーテンのように広がる『雨柱(あめばしら)』が見えたりします。名称を知ってから、この現象に出会うたびにテンションが上がるオタクな私です。

※ご存じない方のための解説:『○○柱』というのは人気漫画・鬼滅の刃の強者の称号です。

ちなみに、石垣島には映画館がないので、人気映画の話題にはいつもソワソワ。そんな「島のリアルな日常」も、ちょっとした小話としてお楽しみいただければ幸いです。

自然豊かな石垣島では日中の空が私のオタク心をくすぐるかと思えば、一日の終わりにはまた格別の贈り物をくれます。この時期の夕暮れから夜に移ろう色のグラデーションは、見飽きることがありません。

先日も、ふわりと「彩雲(さいうん)」が浮かんでいましたが、自分の目で見たときの心が震える感覚、私の腕前では映像で伝えられない、こればかりはぜひ直接見に来てほしい景色です!

【お客様へのおすすめ】
夕暮れどきは、ヴィラのテラスで空を見上げてみてください。少しずつピンク色に染まる雲のグラデーションは、写真には写らない格別の美しさです。

恵みの雨と星月夜

晴れているのにサーッと降ってくる雨、私は大好きです。空を暗く覆う「ザ・スコール」とは違う、まるで「淑女のようなスコール」。

その後の、葉っぱの上でキラキラと転がる雨粒を眺めていると、自然はそのままの姿が一番美しいな、としみじみ感じます。

そして夜。新月が近づく期間は、星空観察のベストシーズンです。

8月はヴィラ屋上の真上に、天の川がくっきりと流れていく絶景天体ショーの季節。星の流れに身をゆだねていると、時間が溶けていくような不思議な感覚に包まれます。

【お客様へのおすすめ】
新月 および 星空観察週間の期間は、ぜひヴィラ屋上へ。国際ダークスカイ協会に認定された星空保護区で、天の川が真上を流れる天然のプラネタリウム体験は、一生の思い出になります。

星空観察に最適な日が分かる星空カレンダーはこちら

徒歩1分のシークレットビーチと生き物たち

夏が戻り、さっそく徒歩1分のシークレットビーチへ。この近距離だからこそできる、リゾートワーク休憩時間の過ごし方です。

珊瑚の森を魚たちが気持ちよさそうに泳ぐ様子は圧巻。シュノーケルマスクとフィン(ライフジャケット着用推奨)があれば、私たちも魚たちの仲間入りです。

海の中では、好奇心旺盛なウミヘビや、まだ小さい子イカの群れとの出会いもあります。そして嬉しいことに、3年前に白化してしまった珊瑚たちが、少しずつですが復活してきています。

この美しい海を、ずっと大切にしていきたいと改めて感じます。

【お客様へのおすすめ】
安全のためライフジャケットを着用し、気軽にシュノーケルを楽しみましょう。

初心者の方は、まずプライベートプールでシュノーケルマスクの扱い(呼吸の仕方、水の出し方)を練習してから手前の遠浅エリアでスタートがおすすめ。

白化から回復しつつある珊瑚や、魚たちの群れとの出会いは、感動的でリラックスできるひとときを与えてくれます。

安全なシュノーケリングのための豆知識

賑やかな島の仲間たち|ヤギと、いきもの達の毎日

ヤギたちの、ちょっと不思議な日常

うちのヤギたちは4メェともなかなかの個性派ぞろいです。

ときどき「首が折れている!?」と心配になるような姿勢で寝ていますが、本人たちはいいたってリラックスしている様子。あの柔軟性、羨ましい限りです。

彼らの日常業務は、まず「朝のお客様対応(という名のおやつタイム)」。

そして日中は、モリモリと草を食べる除草活動です。この時期は夏バテ防止に、塩ブロックでの塩分補給も欠かせません。

【お客様へのおすすめ】
朝のおやつタイムは、ヤギたちの「お客様対応」業務開始の合図です。

ぜひ彼らの個性的な寝姿や、急に「スンッ」と真顔になる愛嬌を観察してみてください。(好きな葉っぱは現地でご案内しています。そして皆さんも、夏の石垣島では水分・塩分補給をお忘れなく!)

ヤギファミリーの紹介&楽しく触れ合うコツはこちら

ラヴィのガチンコ対決(ツノの戦い)

ヤギたちは、ときどきツノをぶつけ合って力の比べっこをします。

「今日はティーダとガチンコたいけつをしたぞ!」と、頭から血を滲ませるラヴィはどこか誇らしげです。

ツノの残った数でラヴィの勝ち!(真剣な戦いもしますが、基本的に遊びの延長線なのでご安心を。)男には負けられない戦いがあるそうです(笑)

ジャングルの小さなお客様たち

西表国立公園に面した庭先には、日々小さなお客様がやってきます。

レンタル品を洗っていると、足元でヒラヒラしていたのは『アオスジアゲハ』。

日陰で休憩&給水していたみたいで、指を差し出したらちょこん、と握手してくれました。なんだ、可愛いぞ。最近、私の中に眠っていた小2男児が目覚めてしまったようです。

庭に未成熟バナナを置いておけば、程よく熟す頃に天然記念物の『ムラサキオカヤドカリ』くんも遊びに来てくれます。

ちなみに、時折、鳥の声に混じって聞こえる「キュキュキュキュッ」という鳴き声は、ヤモちゃん(ヤモリ)の声。ときどき客室にもお邪魔しますが、どうかご容赦ください。

【お客様へのおすすめ】
ヴィラの庭先は国立公園に面した小さなジャングルです。アオスジアゲハや天然記念物のムラサキオカヤドカリ意外にもセマルハコガメやヤシガニなど、島の小さな仲間たちの姿を探してみると、静かな感動があります。

生物いっぱい、自然もいっぱい森のテラスについて

夏限定の特別な体験|『海のがっこう』と食育

夏休みといえば、オーナーが先生になる『海のがっこう』が開校!連日、子供たちと一緒に海や川へ繰り出します。

石垣の海に浸かりながらマイ竿を握る釣りボーイ&ガールたち。魚が餌を突く感覚、グンと引かれる強さを体験し、釣りの楽しさに目覚めていく姿を見るのは本当に嬉しいです。

シュノーケル上級者には、魚が餌を食べる瞬間を目撃できる『シュノーケリングフィッシング』もおすすめ。

小さい子たちには、秘境ビーチでの川遊びが人気です。水晶を探したり、手長エビを捕まえたり。自然の中で夢中になって遊ぶ子供たちの「楽しい!」という気持ちが、こちらにも伝わってきます。

今年、はじめて記録係として『海のがっこう』に同行した私は、素早い手長エビに翻弄される始末。早くも来年に向けてエビ捕獲スキルを上昇させるべく現在、研究中です。楽しみにしていていてね、子供たち!

さて、夏休みも終盤になると、子供たちの数が少しずつ減ってきてちょっぴり寂しくなりますが、翌年また会えた時、成長した姿を見られる喜びは格別です。

真っ黒に日焼けした笑顔で帰っていく子供たちを見送れる日々は、本当に幸せな時間です。

【お客様へのおすすめ】

  • アクティビティ: オーナーが先生になる『海のがっこう』で、釣りや川遊び、シュノーケリングフィッシングに挑戦できます。
  • 食育体験: 釣った魚は、自分たちで捌いて食べる体験も大歓迎!命をいただく貴重な機会を、ぜひご家族で体験してください。

シークレットビーチで釣りを満喫したい方はこちらもチェック

島の暮らしで見つけた大切なこと

石垣島のゴミ問題と私たちにできること

お客様が置いていってくださる浮き輪、美品は大切に使わせていただいています。でも、中には空気抜きのため、あえて破損させて置いて行かれる方もいます。

実は石垣島の埋立地はもう満杯に近くて、ゴミ問題はとても深刻なんです。

もしよろしければ、石垣の風と一緒に遊んだ浮き輪は、旅の思い出としてご自宅へ持ち帰っていただけると、とても嬉しいです。これからも石垣島で、長く楽しい時間を過ごせるように。

海の珊瑚もそうですが、【失うのは一瞬なのに、戻るのには何年もかかる】

大きなことはできなくても、海で使う日焼け止めを意識したり、足元の自然に気をつけたり。

自分のできる範囲で、この愛おしい自然を大切にする気持ちを、ここへ遊びに来てくださる皆さんにも共感してもらえたら嬉しいです。

心の余裕を見つけに

忙しい毎日、ちょっと疲れてしまったな、と感じることはありませんか?

1日の中のたった1分でいいから、空を見上げて「綺麗だなー」と思える時間。そんな心の余裕が、人を楽にしてくれると思うのです。

もし、そんな心の余裕が欲しくなったら、ぜひ石垣島へ、ブルーオーシャンリゾートへいらしてくださいね。

8月の終わりに

そびえ立つヤギの向こうに、今日も夕日が沈んでいきます。楽しかった8月も、あっという間に終わりですね。

来てくださった皆さん、この日記を読んでくださった皆さん、ありがとうございました。9月もどうぞ、よろしくお願いいたします。

毎年9月の傾向はこちらのオーナーメルマガを見てね

そして…来年2026年の予約準備が、そろそろ始まります(予定です!)。人気の日程はすぐに埋まってしまいますので、ぜひ早めにチェックしてくださいね。

また皆さんにお会いできる日を楽しみに、頑張ります。

すーさんより

追記:とっても頑張った結果、現在2026年の新規予約受付中です。石垣島でお会いできることを楽しみにしています!

まずはご希望日程の空室情報をチェック

前回のブログはこちら:
2025年8月2日|珊瑚の森とホウオウボク、青い森と赤い花の話

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