石垣島への旅行計画お困りごとはありますか？
移住して早数年、石垣島旅行歴は20年。暮らしているからこそ見えてきた石垣島の特徴を踏まえて、長年の旅人経験から学んだ旅行計画のポイントをまとめてみました。これから石垣島に来る皆さんの参考になれば幸いです。
ナビゲーター Ｋａｙ (BlueOceanResortオーナー渡辺)
20年前に初めて旅行で石垣島を訪れて以来、島の魅力に取りつかれる。年2～4回ほどの石垣島旅行を20年間継続。2020年移住してBlueOceanResortを建設してリゾート運営に挑戦。 旅行者目線で石垣島を語らせたら最高レベルの経験値を持っています。ぜひ捕獲して島の魅力を奪い取ってください。
シーズン別 旅行計画リンク
- 石垣島1年の傾向
- 1月上旬、2月中旬、12月下旬｜冬
- 2月下旬、3月、4月中旬｜春先
- 4月下旬～5月中旬｜春
- 5月下旬～6月中旬｜初夏
- 6月下旬～7月中旬｜夏
- 7月中旬、8月、9月中旬｜夏・後半
- 9月下旬～10月下旬｜晩夏
- 11月上旬～12月中旬｜秋
1年を通じての傾向
気温と天気
亜熱帯気候で雨が多く1年を通じて乾燥とは無縁。真冬でも最低気温17℃前後の温暖な気候で、海に囲まれているため真夏でも34℃までしか上がりません。
12月〜2月の冬は曇りと小雨が多い雨季にあたり、4月～10月は夏で強烈な日差しとスコールが南国気分を盛り上げます。
そして石垣島の天気予報は基本的にあてになりません。天気予報を見て一喜一憂せず、現地でその時の天気と風向きに逆らわずに自然を楽しむのがオススメです。
ちなみに、晴れ or 曇り or 雨の一般的な天気予報はほとんど当たらないですが【台風】と【寒冷前線】は高確率で当たり、この時は雨が降ることも押さえておきましょう。
台風について
石垣島に台風が来るのは7月から10月が中心。運悪く直撃した場合、海遊びは諦めましょう（安全第一です）。
石垣島に接近しない台風の半分はフィリピン周辺を通過します。この場合でも北風が強く雨が降ります。飛行機にはほとんど影響ありませんが、波照間島、鳩間島のフェリーが欠航しマリンスポーツも一部は中止です。
寒冷前線について
寒冷前線が通過中は同じように北風が強く吹き雨が降ります。この為、私たち島民は天気予報ではなく【風予報】を見ています。おすすめアプリは『Windy』、旅行前にスマホに入れておくと便利ですよ。
服装と過ごし方、旬の食べ物は下の季節ごとの情報でまとめているので参考にしてくださいね。
料金（航空券・ホテルなど）
ゴールデンウィークと夏休みがオンシーズンで年末年始を除く11月～2月がオフシーズンです。
オンシーズンは飛行機もホテルも可能な限り早く予約するのがオススメ。セールを待っていても満室になるか、安いプランが完売になることが多いです。
当館の場合は9月中旬に翌年分を予約開始しますが、予約開始して早々にGW、夏休みの日程は埋まってしまいます。
オフシーズンは旅行日の2～3ヵ月前によくある大手航空会社のタイムセールに併せて予約するのがお勧め。この時期の宿泊施設は直前でも比較的予約が取りやすいです。
それでは、ここからは各シーズンごとに詳細な傾向をお話していきたいと思います！
1月上旬、2月中旬、12月下旬｜冬
冬｜気温と天気の傾向
日中の活動時間帯気温：14℃～24℃
風が穏やかで晴れた日は最高に気持ちの良い小春日和（20℃～24℃）ですが、残念ながら雨が多い期間です。雨の日でも気温は少し高く感じますが強めの北風が伴うため屋外での体感気温は15℃以下。それなりに寒く感じます。湿度が高いため室内にいるときは時々蒸し暑さを感じる時もあります。
冬｜服装
服装：
- 暑がりさん：ジーパン、インナー、半袖トップス、ウインドブレーカー
- 寒がりさん：ジーパン、インナー、長袖トップス（Tシャツやトレーナー）、ウインドブレーカー
年に数度ある大寒波襲来の日（気温14℃＋北風の強風＋雨の日）は厚めのウインドブレーカーを着用することもあります。こういった日は暖房をつけることもありますが、暑がりの私はほとんどの日で暖房もヒートテックも不要です。寒がりのスタッフでもセーターを着ることはなく、長袖Tシャツやトレーナーで過ごします。
冬｜ブルーオーシャンリゾートでの過ごし方
当館目の前のシークレットビーチでの釣りは、強風でなければインリーフ（サンゴ礁内浅瀬・中級コース）はこの季節でもOK。ただし海水は冷たいのでウェーダーやウェットスーツ（もしくは覚悟）を用意することをオススメします。釣れるポイントと時間、仕掛けはスタッフまでお尋ねください。
冬｜旬の食べ物
さとうきびの収穫が旬です。有名なお店は米原ヤシ群落入口にある「ぱぱ屋」さん。夏の時期のサトウキビジュースはやや青臭く感じて苦手な私ですが、冬のサトウキビは別物。サラッと甘くておいしいです。おすすめは冬限定のホットサトウキビジュース。
ほかにも旧暦12月8日はムーチー（月桃の葉で包んだおもち）の日。正月、旧正月、十六日祭（あの世の正月）などのイベントに合わせて食べられる八重山の名物です。
冬｜旅行計画のポイント・イベント
晴れると絶好の観光日和です。夏場は暑すぎて行き難い野底マーペーのプチ登山や、西表島トレッキングや竹富島、黒島など離島観光がおすすめ。波照間島、鳩間島は北風の影響で船が欠航することが多くお勧めできません。観光客が少なく雨が多い季節なので予定を決めず、その日、その時の天気を見ながら行動を決め、とにかくのんびり。何もしない贅沢時間を過ごすのに最適な時期です。
また、この季節は1年で一番観光客が少ない季節です。夏場は人気で予約のとれない飲食店も入れる可能性がぐっと高まります。石垣島の人気店巡りを楽しむのもこの季節ならではの特権です。年末年始は休業する飲食店が多いので要注意。
12月初旬の週末に【石垣島やきもの祭り】が開催されます。やきもの祭りに行ってきた様子はこちら。
『やちむん』という愛称で呼ばれる沖縄の陶器。当館では皇室献上品や大英博物館への収蔵実績を持つ『石垣焼窯元』の食器を集めたコンセプトルームがあり、美術品レベルといわれる石垣焼のうつわを実際にご利用いただけます。部屋についての詳細はこちら。
冬｜料金（航空券・ホテルなど）
とにかく安くて空いているのがこの季節の特徴。慌てて予約をせず最安値を狙いましょう。
航空券は大手航空会社の3ヶ月前頃のセールがねらい目。ホテルもこの時期は最安値の提示が多いです。とにかくすべてが安いので、雨で動けないことも考慮し可能な限り長めのスケジュールでのんびり過ごしましょう。
2月下旬、3月、4月中旬｜春先
春先｜気温と天気の傾向
日中の活動時間帯気温：18℃～26℃
少しずつ晴れの日が増えだして、風も穏やかな日が増えてきます。晴れて穏やかな日は汗ばむ夏日（23℃～26℃）が出始めます。雨の日は18℃～22℃と低くなりますが暖房器具は不要で室内では扇風機の出番です。風向きも少しずつ北風から南風に変わってきます。南風の日は海が穏やかになり初夏を感じる日が出始めます。日本中で猛威を振るう杉や檜の花粉症は石垣島に存在しません。
春先｜服装
服装：
- 晴れた昼間：短パン、半袖トップス
- 夜間、雨の日、北風が強い日：ジーパン、半袖トップス、ラッシュガード
晴れた日は夏仕様、夜間や雨の日などは上着1枚プラスがおすすめ。脱ぎ着しやすい重ね着で柔軟に体温調節してください。
春先｜ブルーオーシャンリゾートでの過ごし方
お天気任せ、風任せ。晴れて南風なら海遊び。インリーフ釣り（中級コース）は本格的にシーズンイン。4月になればリーフエッジ（上級コース）での釣りも開始です。石垣島の海水温は比較的暖かいため腰まで海に浸かって釣りをしていても、さほど寒くありません。
日差しの強い日は海水浴やシュノーケリングも可能ですが、全身海水に浸かるとさすがに少し寒いのでウエットスーツが必要です。晴れて気持ちが良い日はお庭やプールサイドでBBQして過ごすのはいかがでしょうか？
各部屋にはウェーバーのBBQグリルが設置されていますので、大自然の中でのBBQをお楽しみください。
春先｜旬の食べ物
モズクの収穫がはじまります。冷凍されていない生モズクをめんつゆで食べると最高です。居酒屋では『ざるもずく』という名前で売られています。お好みですりおろした山芋や卵を絡めてお召し上がりください。本州で売られている解凍モズクやモズク酢とは全く別物です。ピーチパインやボゴールパイン（スナックパイン）も甘みを増して玉が大きくなってきます。
春先｜旅行計画のポイント・イベント
北風が強い日や雨っぽい日は波が高くなります。海遊びは諦めて島内ドライブや陶芸、琉球ガラス制作体験など観光中心に過ごしましょう。
当館のある石垣島北部エリアは、意外にも陶芸工房が5つと集中しています。やきものが好きな方は工房巡りもオススメです。気温が高すぎず寒すぎずで快適な観光をお楽しみいただけます。
2月末に開かれる【黒島牛祭り】に参加されるのはいかがでしょうか？フェリーのチケットが抽選券となり当たると牛一頭が景品としてもらえます。
また、3月中旬には日本一早い海開きイベントが開催されます。海開きではミス八重山の交代式などが見られます。各地ではビーチクリーン活動が開催されているので、ボランティアとして参加すると海洋ゴミ問題がグッと身近に感じられると思います。目の前のシークレットビーチも、毎年、近隣住民の方と清掃しているんですよ。
春先｜料金（航空券・ホテルなど）
この季節は春休みに重なるため観光客の方が増えてきます。ホテルも航空券も大安売りは見込み薄。年末年始のセールがあった場合はラッキーです！特に3月下旬は少し早めの予約をお勧めします。
4月下旬～5月中旬｜春
春｜気温と天気の傾向
日中の活動時間帯気温：25℃〜30℃
連日の夏日です。プールに入って気持ち良い！プール日和だ！と感じられるようになります。安定した南風で海は穏やかな日が続きます。天気予報は「晴れ 一時 雨」が多いですが、1日中雨という日は少ないです。一時の雨はスコールで、島のどこかでは頻繁に局地的なゲリラ豪雨の発生です。雷も多く不安定な日が続きます。
この頃、意識されるのは梅雨入り。気象庁から発表される沖縄奄美地方の梅雨入りは例年GW明け前後です。でも、ここ石垣島は沖縄本島より400kmほど離れた場所。梅雨前線がくっきり表れて沖縄奄美が梅雨入りするときには、ここ石垣島は梅雨前線から離れてて晴れてるんです。そんなわけで梅雨入りしてもしばらくは晴れの日が多いのです。
春｜服装と過ごし方
服装：短パン、半袖トップス、ラッシュガード（夏の装い）
真夏だと思ってOKです。エアコンの効いた飲食店など以外では上着は不要です。海遊びもプール遊びも暑すぎず、寒く無いのでベストシーズンです。
春｜ブルーオーシャンリゾートでの過ごし方
この季節は大潮の干潮時間帯が昼間が重なります。リーフエッジ（上級コース）での釣りやシュノーケリングのチャンスです。釣った魚はもちろんBBQで！
風向きや潮の流れによっては離岸流が出ることがありますのでガイドツアーに参加するか、当館にお泊りの場合はスタッフまでお尋ねください。安全なチャンスタイムをご案内したり、時間が許す限りポイントへ同行して無料ガイドを実施しています。
またヤエヤマヒメボタルのシーズンです。見られる時間帯は日没から30分だけ。ポイントはスタッフへお尋ねくださいね。
春｜旬の食べ物
期間は短いですが石垣島の近海で本マグロ漁が始まります。多くは豊洲など大都市へ輸送されますが、島内でも冷凍していない釣れたての激ウマな本マグロが販売されます。島内のあちこちで「本マグロあります」の旗が出ますので、見かけ次第、購入してみてくださいね。おすすめは中トロです。おなか一杯食べてください。
フルーツも本番です。待ちに待ったマンゴーが始まります。パイナップルも最盛期。フルーツ天国が始まります。
春｜旅行計画のポイント・イベント
海が穏やかになり、気温も真夏ほど上がらない時期です。冬の間は欠航が多くて行けなかった波照間島と鳩間島への離島観光はいかがでしょうか。真夏でも行けるのですが、気温が上がりすぎないこの季節がお勧めです。波照間島はレンタル自転車を使って半日ほどで島一周を観光できます。日本最南端の碑は思い出に残る観光名所です。
また港近くのニシノ浜（八重山では北のことをニシと呼びます）は波照間島で唯一の遊泳可能なビーチです。波照間ブルーと呼ばれる驚くほどの青く透き通った海を体験してみてください。気温が上がりすぎず、海遊びと観光と両立できる、この時期だからこそのお勧めです。
春｜料金（航空券・ホテルなど）
ゴールデンウィークは大混雑の石垣島。飛行機も混雑、ホテルも満室必至です。セールを待っていても値下がりする可能性は少ないと思います。早割価格を使って可能な限り早期に予約を入れましょう。
ゴールデンウィーク直後から5月中旬までは閑散期で格安です。セールが出る可能性も高いです。海遊びができて、観光もできて、価格も安い。まさにベストシーズンです。混雑しづらい時期ですので2〜3ヵ月前によくある航空会社のセールを狙って予約しましょう。
5月下旬～6月中旬｜初夏
初夏｜気温と天気の傾向
日中の活動時間帯気温：25℃〜30℃
梅雨が本格化してきます。梅雨ですが日本の梅雨とはかなり異なり、1日中シトシト雨が降り続けることは稀で、亜熱帯特有の強烈な日差しと強烈なスコールが交互にやってきます。気温と日差しは真夏と同じですので、海遊びはさほど問題なく楽しめます。
この時期に海で遊んでいて怖いのは雷。避難の目安は雷の音が聞こえるか否か。もし雷の音が聞こえた時はすぐに避難開始してください。雷音が聞こえた時はすぐ近くで落雷しています。
6月上旬は、梅雨明けする6月中旬に向けてスコールの頻度と強さがドンドン増えていきます。数メートル先が見えない滝のような雨や、カタブイと呼ばれる晴れと雨の境界線がくっきりと見える様子はきっと思い出に残ることでしょう。気象庁の梅雨明け宣言（沖縄、奄美地方）は6月下旬ですが、沖縄本島より400kmと遠く離れた石垣島では一週間ほど前に実質的に梅雨明けしています。梅雨明け宣言は八重山地方と沖縄奄美地方に分けてほしいなぁと思います。
初夏｜服装
服装：短パン、半袖トップス、ラッシュガード（夏の装い）
真夏の服装です。プール遊びに海遊び、大量な汗やスコールなど、頻繁に着替えが必要です。旅行の荷物を減らしたい方は洗濯乾燥機完備のお部屋かセルフランドリーのあるホテルがおすすめ（もちろんブルーオーシャンリゾートも洗濯乾燥機が各部屋にありますので心おきなく遊んじゃってください）
初夏｜ブルーオーシャンリゾートでの過ごし方
晴れているときは1日を通じてシュノーケリングや釣りが楽しめます。雨が降っても子供たちは元気にプールで遊んでいます。残念ながら頻繁にスコールがやってくるのと、日没直後に虫の発生が多く夕食時のBBQは不向きです。
※私（オーナー渡辺）のマリンガイドを期待されている方、申し訳ありません。この期間中は不在にしていることが多いです。一緒に遊ぶことはできませんが、釣りやシュノーケリングポイントの案内などはスタッフにお尋ねください。
初夏｜旬の食べ物
南国フルーツが最盛期です。お勧めはマンゴー。島のあちらこちらで路上販売が行われています。パイナップルも見逃せません。6月初旬に収穫されるゴールドパインは絶品です。マンゴー、パイナップル共にこの時期に大量に購入してすぐにカット。冷凍保存して夏の間の楽しみとしています。
先月までの本マグロシーズンに代わってカツオが入ってきます。本当においしいカツオは釣りたての当日限りです。冷凍されていない生カツオのお刺身や藁焼きをお楽しみください。お勧めは居酒屋『源グループ』。漁師さん直営の居酒屋で、この店で食べられる「カツオのハツ（心臓）」は絶品。初夏の楽しみとして癖になる美味しさで、毎年必ず数回は食します。
初夏｜旅行計画のポイント・イベント
貴重な夏の閑散期です。観光客の方は少なく、混雑が少ないです。旧暦で5月4日（梅雨明け直前の6月上旬になる場合が多い）に【ハーリー】と呼ばれる海神祭が催されます。漁港などで地区ごとに分かれて爬龍船（手漕ぎボート）で競漕します。石垣島のイベントの多くは旧暦で行われることが多く、毎年開催日が変わりますので気になる方はインターネットなどで開催日を確認してくださいね。
初夏｜料金（航空券・ホテルなど）
閑散期となりますので急いで予約する必要はありません。冬と同様に大手航空会社で2〜3ヵ月前によくあるセールを利用してはいかがでしょうか？マイレージ会員の方は特典航空券でも空席が多く出ている期間です。
6月下旬～7月中旬｜夏
夏｜気温と天気の傾向
日中の活動時間帯気温：28℃〜33℃
海遊びがメインの方、お待たせしました。1年で一番のベストシーズン到来です。6月中旬、梅雨末期の強烈なスコールは沖縄、奄美地方へ移動し実質的には梅雨明けです。石垣島では「かーちばい（夏至南風）」と呼ばれる強い南西の風が数日の間、吹きます。この風と共に梅雨は終わり本格的な夏に入ります。スコールの回数が減り安定した晴れ中心の日が続きます。気温は連日最高気温33℃、最低気温28℃と楽しい南国の夏が続きます。
夏｜服装
服装：短パン、半袖トップス、ラッシュガード（夏の装い）
夏服だけでオッケーです。日差しが強いので、日焼け対策をしっかりしてください。
夏｜ブルーオーシャンリゾートでの過ごし方
朝から晩まで海とプールを往復して遊びます。干潮時、小さなお子様は完全に流れの止まった浅場のサンゴ礁で熱帯魚やエビ、カニ、アオヒトデなどの観察と箱眼鏡（アクアスコープ）を利用した体験シュノーケリング。上級者はリーフエッジ沿いを僕のガイド付きでウミガメやクマノミ探索シュノーケリング。
釣りも潮の満ち引きに併せて陸からの釣り（初級コース）、サンゴ礁内での中級コース、リーフエッジから東シナ海の外洋へ投げる上級コースまで楽しめます。
満潮時はカヤックでクリスタルビーチへ探検に出かけたり、サンセットを海上から見るなど、すべてのマリンアクティビティが楽しめます。クリスタルビーチの行き方＆楽しみ方を解説した特集記事もあります、よろしければ参考にしてください。
BBQも終日楽しめます。ただし日没直後は虫が多い季節です。夕食BBQは少し早めの18時前スタートがお勧め。暗くなるのは20時すぎ。21時頃からは窓の明かりを消して星空を観察しましょう。たくさんの流れ星や天の川を観察するには最高の季節です。
夏｜旬の食べ物
先月からお勧めしているカツオが最盛期を迎えます。繰り返しの案内になりますが冷凍されていない生カツオのお刺身や藁焼きをお楽しみください。お勧めは居酒屋『源グループ』。漁師さん直営の居酒屋で、塩ごま油で食べる「カツオのハツ（心臓）」は絶品。我々スタッフはほとんど毎週、食べに行きます。
春からデザートとして楽しんでいた南国フルーツの終盤です。キーツマンゴーが出てきたらマンゴーも終わりです。大きくておいしいマンゴーですが追熟期間が10日必要です。お土産に持ち帰ってご自宅でお楽しみください。
夏｜旅行計画のポイント・イベント
例年、7月最初の週末にオリオンビール主催の野外イベント【オリオンビアフェスト】が開催されます。石垣島の夏のお祭りとして島民全員参加してるのでは？と思えるほどの賑わいです。ビアガーデンに屋台、コンサートに花火と盛りだくさん。入場無料の大イベントです。
夏｜料金（航空券・ホテルなど）
繁忙期に入ります。夏休みに比べると若干割安ですが、これから夏休み、お盆に向けてドンドン値段が上がっていきます。当館でも前年9月の予約開始と共にこの季節のすばらしさを良く知っているリピーターさんが中心となって早々に予約をいただきます。
飛行機もホテルも可能な限りお早めに予約されることをお勧めします。半年前にはすでに満室という可能性が高い時期です。当館を気に入ってくださった方で希望日程の予約が取れなかった方は【キャンセル待ち】をしてみてくださいね。キャンセルは新年度の予定が決まった4月中旬から5月ごろに出る可能性があります。
7月中旬、8月、9月中旬｜夏・後半
夏・後半｜気温と天気の傾向
日中の活動時間帯気温：29℃〜35℃
先月から引き続き真夏です。以外に思われる方が多いですが最高気温はMax35℃。海に囲まれているため本州の様に39℃、40℃とはならないのです。木陰に入って風が通ると意外と気持ち良い。これが石垣島の夏です。ただし日差しと湿度は強烈です。水分補給と日焼け止めはしっかり対策してください。
この季節から台風の直撃リスクが発生します。石垣島付近の台風は迷走することが多くあり予報は難しいです。直撃する場合はおよそ2～3日前にわかってきますので、ご旅行を中断して帰路につくか？食料を買い込んでお部屋に引きこもる覚悟を決めるか？お気軽にご相談ください。当館ブルーオーシャンリゾート石垣島では、直撃の可能性が高く危険性が高いと判断した台風の場合はご旅行の中断や中止をお勧めしています。
夏・後半｜服装
服装：短パン、半袖トップス、ラッシュガード（夏仕様でOK）
夏服のみでOK。日焼け対策、シュノーケリング中の肌保護のためラッシュガードはお忘れなく！
夏・後半｜ブルーオーシャンリゾートでの過ごし方
夏休み真っ盛りです。連日、大喜びの子供たちの声が聞こえます。朝から晩まで海とプールを往復して遊びます。干潮時、小さなお子様は完全に流れの止まった浅場のサンゴ礁で熱帯魚やエビ、カニ、アオヒトデなどの観察と箱眼鏡（アクアスコープ）を利用した体験シュノーケリング。上級者はリーフエッジ沿いを僕のガイド付きでウミガメやクマノミ探索シュノーケリング。
釣りも潮の満ち引きに併せて陸からの釣り（初級コース）、サンゴ礁内での中級コース、リーフエッジから東シナ海の外洋へ投げる上級コースまで楽しめます。
満潮時はカヤックでクリスタルビーチへ探検に出かけたり、サンセットを海上から見るなど、すべてのマリンアクティビティが楽しめます。
BBQも終日楽しめます。ただし日没直後は虫が多い季節です。夕食BBQは少し早めの18時前スタートがお勧め。真っ赤に染まるサンセットが楽しめる季節です。
21時頃からは窓の明かりを消して星空を観察しましょう。たくさんの流れ星や天の川を観察するには最高の季節です。
当館目の前のシークレットビーチはとても穏やかで比較的安全度の高い海ですが、知らない海は危険性を感じて当然ですし、また恐れてほしいです。安全できれいな場所を見逃さないようにすべてのお客様に安全な時間帯と綺麗なポイントをご案内しています。私もこの季節は毎日、お客様と一緒にガイドと称して海遊びをしています。特にお子様連れのファミリーは優先的にガイドしていますのでご希望の方はお声がけください。
夏・後半｜旬の食べ物
8月上旬でカツオが終わると残念ながらお勧めしたい旬の食べ物がありません。南国フルーツも8月中旬にはすべて終わっています。通年入手可能な石垣牛でBBQを楽しみつつ、冷たく冷えたオリオンビールやさんぴん茶で暑さを乗り切ってください。おすすめの焼肉屋さんを紹介した特集記事がありますので参考にしてくださいね。
夏・後半｜旅行計画のポイント・イベント
夏休み唯一の狙い目、それが8月最終週です。最終週の日曜日から9月に入って数日間。この時だけは不思議とお客様が少ないです。価格も秋価格となり少しお値打ちになります。まさに狙い目と言えるタイミングです。そのほかの日程は石垣島で一番の繁忙期です。
夏・後半｜料金（航空券・ホテルなど）
飛行機、ホテル、飲食店、オプショナルツアー、すべてが予約でいっぱいです。可能な限り早い予約開始と同時に早割を使っての予約をお勧めします。当館の場合は例年9月中旬に翌年の予約開始となり、数日でお盆休みを中心に満室になってしまいます。
9月下旬～10月下旬｜晩夏
晩夏｜気温と天気の傾向
日中の活動時間帯気温：25～28℃
風向きが南風から北風に変わり始めます。しかし気温はまだまだ真夏と同じで、暑い日だと連日30℃越えです。時々北風が入り曇りと雨が降りますが長続きしません。基本的には晴れて暑い夏空が続きます。北風が入った日は海の波が少し高くなります。
台風のリスクは高いままです。8月同様に直撃する場合はおよそ2～3日前にわかってきます。直撃の場合はご旅行の中断や中止をおすすめします。理由は海遊びが出来ず、最悪、停電した部屋にこもりっきりになってしまうからです。石垣島は5分程度で回復するような軽度な停電がよくあり、過去には電柱破損で1週間近く停電が続いたこともあります。
10月下旬ころから日本方面へ北上せずに西へ向かって台湾南部からフィリピン付近を通過する台風が増えてきます。この進路を通ると石垣島では北風が強く吹き、海が荒れて雨が降りますが飛行機の運行にはほとんど影響ありません。
晩夏｜服装
服装：短パン、半袖トップス、ラッシュガード（夏の装い）
暦のうえでは秋ですが、まだ夏服だけでOKです。日焼け対策、シュノーケリングをされる方は肌保護のためラッシュガードはご用意ください。
晩夏｜ブルーオーシャンリゾートでの過ごし方
9月下旬と10月上旬まではプールも海も寒くなく快適です。この時期の最干潮は夜間となることに加え、北風が吹き出すのと同時に波も高くなりリーフエッジでの釣り（上級コース）が不可能となります。インリーフのサンゴ礁内（中級コース）での釣りやシュノーケリングは問題なく楽しめます。サンセットカヤックやクリスタルビーチカヤックツアーも楽しめます。
クリスタルビーチについては特集ページがありますので「どんなところ？」と気になった方は見てみてくださいね。
▼インリーフ釣りの様子はコチラ
晩夏｜旬の食べ物
味覚の秋ですが、葡萄、柿、栗、梨、無し、無し、何もなしです。石垣島に秋の味覚はありません。連日の報道で見る秋の味覚と紅葉をとても羨ましく感じています。諦めて通年美味しい石垣牛をご賞味ください。
晩夏｜旅行計画のポイント・イベント
この時期は特に大きなイベントがありません。ただ夏の繁忙期は最終盤を迎え、徐々に混雑が緩和されていきますが夏日は続きます。ラストサマーをプール遊びやマリンレジャーでお楽しみください。
晩夏｜料金（航空券・ホテルなど）
夏休みほどではありませんが、まだまだ観光客の方も多いです。早めに予約して早割をご利用ください。ただしこの季節はキャンセルポリシーに注意。
台風直撃で石垣島に来るための航空機が欠航になった場合は無料キャンセルできる事が多いですが、台風が石垣島の付近を通るだけの場合や、帰りの飛行機に台風の可能性が有る場合などキャンセル料が免除にならない場合が多いです。
ブルーオーシャンリゾートの場合はキャンセル料免除にならない場合も比較的 柔軟に対応することが多いです。詳しくはキャンセルポリシーの『キャンセル料無料となる場合』をご覧ください。
11月上旬～12月中旬｜秋
秋｜気温と天気の傾向
日中の活動時間帯気温：19℃～26℃
ようやく気温が下がり始めます。最高気温が30℃を下回り、最低気温も25℃以下。真夏日と熱帯夜から解放される日が出始めます。島民のみんなは「1年で一番気持ちの良い季節がきたさぁ～！」と口をそろえてこう語ります。僕も晴れればこの季節が一番好きで快適です。晴れれば…
11月中旬から石垣島は第二の雨季に入ります。寒冷前線が頻繁に通過するようになり、前線通過の前後3日は強風に雨が混じります。それ以外の日（1年で一番気持ちが良い日）は薄曇り中心の晴れで時折、弱い雨が降ります。12月に入り東京でも初雪か？といわれる寒波が入る日は最高気温が20℃近くまで下がります。この場合は雨風がかなり強くなります。
秋｜服装
服装：
- 暑がりさん：ジーパン、インナー、半袖トップス、ウインドブレーカー
- 寒がりさん：ジーパン、インナー、七分袖～長袖Tシャツ、ウインドブレーカー
やや暑がりの私の場合、寒冷前線通過前後の雨の時はインナー、半袖トップス。屋外ではウィンドブレーカーで過ごしています。寒がりの女性スタッフは室内でも常に薄手のウィンドブレーカーを羽織っています。暖房を付けることはありません。
暑がりな私と寒がりなスタッフで服装のばらつきが一番出るのがこの頃。上記を参考に、自分がどちらのタイプに近いかを考えて用意してみてくださいね。自分がどちらのタイプか分からないという方は、薄手のトップス2種類（長袖と半袖）を持ち込んで重ね着して調節するのもアリです。
秋｜ブルーオーシャンリゾートでの過ごし方
リーフエッジでの釣り（上級コース）は完全にシーズンオフで行けません。インリーフ（中級コース）での釣りは穏やかな日であればお楽しみいただけます。
秋｜旬の食べ物
少しレアですがイノシシ猟が始まります。西表島産のイノシシはとてもおいしく石垣牛に並ぶ高級食材です。ゆらてぃく市場の冷凍食品コーナー（お肉コーナーではないです）にイノシシ汁とイノシシ肉が入ることがありますので、ぜひ挑戦してみてください。
秋｜旅行計画のポイント・イベント
長い夏とマリンレジャーのシーズンが終わり観光シーズンに入ります。ご年配の方向けのツアーや修学旅行のお客様が増えくるのがこの時期。暑すぎない、快適な観光シーズン突入です。
晴れたら波照間島は黒島など少し遠い離島がおすすめ。必ず帰りの時間まで天気が安定していそうな日であることを確認してください。寒冷前線で天気が急変した場合は数日間船が欠航して帰れなくなる可能性が有るので要注意です。
竹富島や西表島は欠航が少なくオススメです。石垣島の島内一周ドライブや野底マーペーへの絶景プチ登山もおすすめですよ。
11月初旬の週末に【石垣島祭り】が開催されます。例年だと新栄公園をメイン会場として野外音楽イベントやキッチンカー、屋台などで祭りが盛り上がります。イベントは総て無料で多くの島民、観光客の方が参加するお祭りですのでお気軽に参加してみてください。
秋｜料金（航空券・ホテルなど）
1年で一番気持ちが良い季節にもかかわらず閑散期です。2〜3ヵ月前を中心に航空券も頻繁にセールを行っています。ホテルは空室が多いので焦らずセールを狙いましょう。ホテルの価格が安いのでスイートルームやキッチン付きなど広いお部屋を狙ってみるのもありです。
雨が多いので観光が楽しめない場合はお部屋からの絶景を楽しみながらのんびり過ごすことをお勧めします。そして当館ブルーオーシャンリゾートは全室オーシャンビューのキッチン付きスイートルームです（宣伝です）
12月下旬｜冬
冒頭に戻ります。『12月下旬、1月上旬、2月中旬』の項目を参考にしてくださいね。